メダカはダツ目。カダヤシはカダヤシ目。
だからメダカとカダヤシは、まったく別の種類なんですよ。似てるけどね。
でも、ちょっと前まで、カダヤシ目はメダカ目と呼ばれていたんですよ。
という話の続きです。気になりますねえ。
と言っても、そのままなんですけどね。
この話は、ダツ目を説明するとわかりやすいんです、
ダツという魚を知っていますか?
体長約80センチ位の細長い魚で、口が鋭く尖っています。
これが夜なんかだと、光に反応して飛んでくるんです。
そうです、飛ぶんです。
ダツ目にはトビウオもいます。ダツは飛べるんです。
飛んできて、人間に刺さることがあります。
「リリイ・シュシュのすべて」という映画でダツが出てきましたよね。
そうです。あのダツです。
刺さるともちろん、死ぬこともあります。
サメより怖い、と言われてるそうですよ。
怖いですね。
ワンピース好きの方なら、アーロンを思い出してもらったほうが早いかもしれませんね。
あの恐怖です。
といってもアーロンはノコギリザメの魚人ですけどね。
僕はノコギリザメが飛んできて人を刺すという話は聞いたことがないので(あのノコギリは振り回す用みたいです)アーロンのあの技はダツ的ですよね。
そんな怖い魚、ダツとメダカが同じ種類の仲間
コレ、おかしくないですか?
もう少しわかりやすい例を出しますね。
サンマは知ってますよね。はい、あのサンマです。
サンマはダツ目です。
サンマとメダカが同じ種類の仲間だって、少し変な感じがしませんか?
グッピーのほうが近いような気がしませんか?
ダツ目というのは大きく二つに分かれます。
メダカ亜目とダツ亜目です。
ダツ亜目にはメダカ以外のすべてがはいります。
ダツ、トビウオ、サンマ、サヨリなどなどです。
ここでもメダカは浮いていますね。
メダカ亜目とカダヤシ目を合わせて、少し前(1980年台)まではメダカ目だったんですね。そこからメダカの仲間は抜けだして、メダカ亜目としてダツ目に入ります。
残ったほうがカダヤシ目ですね。
つまり、カダヤシ目というのはリーダーを失った元メダカ目だったわけです。
メダカ亜目とダツ亜目に共通するダツ目の特徴とは、一体何なのでしょう?
間舌骨がない。
ただこの一点だそうです。
じゃあ、間舌骨って何?ってなりますよね。
ここまで読んでもらって申し訳ないんですけど、間舌骨が何かはよくわかりませんでした。
ただ、舌の周辺の骨みたいですね。
これがないから、上顎が動かせないとか、受け口になるとか。
すみません。よくわからないです。
ただそんな些細な事で、メダカとダツの仲間を同じ仲間に分類するのはどうかとおもうんですよね。
そしてどうやら、どうかと思っているのは僕だけじゃないみたいなんです。そりゃそうですよね。
かといって元のカダヤシ目に戻すのも違うっていうんで、新しくメダカ目を作ろうかっていう話もあるみたいです。
結局メダカについて色々調べてみてわかったことは、
メダカというのはよくわからない奴みたいだ。っていうことなんです。
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