2014年3月25日火曜日

カダヤシとメダカのあやしい関係。その2

メダカはダツ目。カダヤシはカダヤシ目。
だからメダカとカダヤシは、まったく別の種類なんですよ。似てるけどね。
でも、ちょっと前まで、カダヤシ目はメダカ目と呼ばれていたんですよ。
という話の続きです。気になりますねえ。




と言っても、そのままなんですけどね。




この話は、ダツ目を説明するとわかりやすいんです、
ダツという魚を知っていますか?




体長約80センチ位の細長い魚で、口が鋭く尖っています。
これが夜なんかだと、光に反応して飛んでくるんです。
そうです、飛ぶんです。
ダツ目にはトビウオもいます。ダツは飛べるんです。
飛んできて、人間に刺さることがあります。




「リリイ・シュシュのすべて」という映画でダツが出てきましたよね。
そうです。あのダツです。
刺さるともちろん、死ぬこともあります。
サメより怖い、と言われてるそうですよ。
怖いですね。




ワンピース好きの方なら、アーロンを思い出してもらったほうが早いかもしれませんね。
あの恐怖です。
といってもアーロンはノコギリザメの魚人ですけどね。
僕はノコギリザメが飛んできて人を刺すという話は聞いたことがないので(あのノコギリは振り回す用みたいです)アーロンのあの技はダツ的ですよね。




そんな怖い魚、ダツとメダカが同じ種類の仲間
コレ、おかしくないですか?




もう少しわかりやすい例を出しますね。
サンマは知ってますよね。はい、あのサンマです。
サンマはダツ目です。
サンマとメダカが同じ種類の仲間だって、少し変な感じがしませんか?
グッピーのほうが近いような気がしませんか?




ダツ目というのは大きく二つに分かれます。
メダカ亜目とダツ亜目です。
ダツ亜目にはメダカ以外のすべてがはいります。
ダツ、トビウオ、サンマ、サヨリなどなどです。
ここでもメダカは浮いていますね。




メダカ亜目とカダヤシ目を合わせて、少し前(1980年台)まではメダカ目だったんですね。そこからメダカの仲間は抜けだして、メダカ亜目としてダツ目に入ります。
残ったほうがカダヤシ目ですね。
つまり、カダヤシ目というのはリーダーを失った元メダカ目だったわけです。




メダカ亜目とダツ亜目に共通するダツ目の特徴とは、一体何なのでしょう?
間舌骨がない。
ただこの一点だそうです。
じゃあ、間舌骨って何?ってなりますよね。




ここまで読んでもらって申し訳ないんですけど、間舌骨が何かはよくわかりませんでした。
ただ、舌の周辺の骨みたいですね。
これがないから、上顎が動かせないとか、受け口になるとか。
すみません。よくわからないです。




ただそんな些細な事で、メダカとダツの仲間を同じ仲間に分類するのはどうかとおもうんですよね。




そしてどうやら、どうかと思っているのは僕だけじゃないみたいなんです。そりゃそうですよね。




かといって元のカダヤシ目に戻すのも違うっていうんで、新しくメダカ目を作ろうかっていう話もあるみたいです。




結局メダカについて色々調べてみてわかったことは、
メダカというのはよくわからない奴みたいだ。っていうことなんです。







2014年3月21日金曜日

カダヤシにとメダカのあやしい関係

近所で見かける野生のメダカ。
でもそれはメダカじゃなくてカダヤシかもしれませんよ。
という話の続きです。


カダヤシというのは簡単に言うとグッピーの仲間です。
これが蚊の幼虫であるボウフラを食べる、つまり「蚊絶やし」というわけですね。
名前がダジャレになっているんですけど、アメリカメダカと言ったりもするみたいです。あんまり聞きませんけどね。
ちなみに英語だとモスキートフィッシュです。これはそのままという感じがしますね。


このカダヤシを、外国から持ってきてあっちこっちに放したんです。蚊を絶滅させるために。
そしたらメダカが絶滅しそうになったっていうね。
まあ、メダカが絶滅しそうになった原因はカダヤシだけではないですけどね。


メダカが絶滅しそうになっていると聞くと、何とかしなければって思う人間が出てくるんですけど。
何処かから買ってきてなのか自分で繁殖させて増やしてなのかは知らないけど、
とにかく大量に放流しちゃえ。って考える人間がでてくるんです。
で間違えてカダヤシを大量に放流しちゃう。っていうね。
本当なんですって。


メダカとカダヤシっていうのは似てるんですね。ものすごく。
普通用水路とかにいる場合、僕達人間はメダカやカダヤシを上から見るわけです。
上から見た場合、メダカとカダヤシというのはほとんど区別がつきません。


横から見ると、全然違います。水槽に入っていたりして横から見ることがもし出来れば
メダカなのかカダヤシなのか、ひと目でわかります。


だけどそもそも、メダカのよく似たカダヤシという魚がいるんだよ、ということをほとんどの人が知らない。
知らないから、その辺を泳いでいる小さい魚はみんなメダカだと思ってしまうんですね。
カダヤシという魚は、特定外来生物に指定されています。許可無く売ったり飼ったり逃したりすると、罪になる。ということですね。


ここから余談になりますけど、メダカとカダヤシはまったく別の種類です。という話があるんですね。
メダカはダツ目でカダヤシはカダヤシ目だから。というわけです。
ところがこのカダヤシ目。少し前まではメダカ目と呼ばれていたんです。
こうなると、少し事情が変わってきますよね?


この辺りの事情について、次回もう少し考えてみたいと思います。






2014年3月16日日曜日

メダカとは。

そもそもメダカとはどういう生き物なのだろうか?
あらためて考えてみると僕は自分がメダカという生き物について何も知らないことに気づいた。
例えば、メダカにはどんな種類があるのか?とか。


この辺りで一度、メダカについて詳しく調べてみる必要がありそうである。


と、いうわけで。
簡単にですけど一応メダカについて調べて見ました。


まず一言でメダカとは何かを言うと、
ダツ目メダカ科の淡水魚。
以上。終了ですね。


実はメダカについて調べているうちに、面白いことがわかったんです。
それは、実はメダカが現在絶滅しかかっているという事に関係しているんですけど、
いろいろ調べてみてもメダカ自体については詳しいことは何も分からないんです。


もちろん、メダカの種類であるとは特徴ですね。後は、語源とか。
そういうものは調べると結構出てきます。
でもそれはメダカとはそもそも何かと言う問いに対する答えではない。


あ、語源についてはですね。簡単に想像出来たと思うんですけど「目高」です。
目の位置が高いという意味らしいんですけど、それよりも目が特徴だということでしょうね。
普通は赤ちゃんのメダカを見る機会はあまり無いでしょうけど、一度でも見るとこの言葉の意味はすぐにわかると思います。
特徴というよりむしろ、目、そのものです。
僕なんか目が泳いでいる。と思いました。


つまり、目が特徴だからメダカと呼ばれているんですよ。という話はわざわざ調べるまでもないことなのである。


ところがメダカについて調べていくと、だいたい大きさが3センチから4センチぐらい。という大きさの話のつぎには、もうこの語源の話が出てくる。
よほどメダカについて書くことはほとんどないらしい。そんな事を考えていたんのだが、もう少し詳しく調べていくうちに事情が変わってくるのである。


メダカについて書くことは確かに少ない。
しかし、ややこしいのである。
めだかとそれを取り巻く事情が、かなりややこしいのである。



メダカというのはまず、大きくふたつに分けることができる。
これはいいですよね。
ところが、まったく別の話をしているのに、このことが出てくるからややこしいのである。


1つ目はこうである。
メダカというのは大きく二つにわかれる。
ミナミメダカとキタメダカである。メダカというのはこの二種の総称である。

この話が後で関係してくるんですけど、一旦置いておきますね。
メダカと言ってもミナミとキタがあるんだよ、と。
もう一つがこうである。


メダカというのは大きく分けると二つにわかれる。
クロメダカとヒメダカである。

はい。どちらもメダカというのは大きく分けると二つにわかれるという話なんですけど、
この二つの話はまったく違うんですね。何が違うって話のレベルが違います。


ちなみにヒメダカというのは品種改良された種類で、主に観賞用や肉食魚の餌として広く流通しています。
クロメダカというのは野生の種ですね。
メダカが絶滅危惧種にしていされているという時のメダカは、このクロメダカのことです。


メダカが絶滅しかかっているって、一時期結構話題になったと思うんですけど。
でも、ウチの近所で野生のメダカを見かけるよ。っていう人は多いはず。でもね、それはメダカじゃなくてカダヤシかもしれませんよ。っていう話なんです。
ん?カダヤシ?
というわけで、次回はカダヤシの話です。

                    
                         

2014年3月3日月曜日

メダカの卵 その3

 メダカは産んだ卵を水草にくっつける。


一般的なのかどうかは分からないけど、
ウチのメダカはご飯を食べたら卵を産む。と言うくらい
大量の卵を産む。


水草は見る見るうちに卵でいっぱいになってしまった。


私はいつ産まれるかいつ産まれるか、と、楽しみで仕方がなかった。
これだけの卵が孵ったら、水槽の中は満員電車みたいに混雑してしまう。
私はいつかテレビで見た、鰯の群れの映像を思い出しながら、そんな心配をしていた。
とらぬ狸の皮算用ならぬ、孵らぬメダカの卵算用である。


しかし待てども待てども赤ちゃんメダカは生まれてこない。
水草についた卵は増えていく一方である。


一度だけ、 水槽の中を必死で泳ぐ赤ちゃんメダカの姿を見た気がした。
彼にとっては無限に広いであろう水槽の中を必死で泳いでいるその姿は、
とても勇ましくて、可愛らしかった。


ところが赤ちゃんメダカを見かけたのはその一度だけで、
さっきのやつがどこにも見当たらない。
さっきのは見間違いか気のせいだったのか、と思ったりもしたがとんでもなかった。


今にして思えば、食べられたのである。


そうなのだ。
あいつらは卵を産んで、孵ってきた自分たちの子供を
全部食べていたのである。
食べるために産んでいるようなものである。
とんでもないことであった。


卵救出作戦

メダカというのは共食いをするのである。
私が観察した限りでは、卵を食べるわけではないようである。
それよりも生まれてきた子供を、生まれたその瞬間に食べてしまうようである。


これからメダカを飼う。あるいはもう飼い始めている。という方に言っておきたいのだが、
メダカの卵を水槽に入れっぱなしにしておいてはいけない。


生まれた瞬間に食べられてしまうなんて、かわいそうな話である。


メダカが共食いすることを知った私は、すぐさま卵を救出することにした。
水草から卵を取り外し、別の容器に移し替えるのである。


実をいうと、卵救出作戦を実行するまでしばらくのあいだ、私は水槽の水の入れ替えをしていなかった。
卵が心配だからである。


水槽の水を入れ替えるには、一時的に卵が空気中に出てきてしまう。その時にどうにかなってしまうのではないか?それが心配だった。


そしてもう一つ、私が心配していたことがある。
赤ちゃんメダカのことである。


それまで私は、一度しか赤ちゃんメダカを目撃していなかった。しかもその事自体、もしかしたら幻だったのではないかと思っていたのだ。


つまり、実際の赤ちゃんメダカのサイズというものが分からないので、
目には見えないけれども、水槽の中にいるのではないか?
という疑いがあったのだ。ばかな話である。


しかし調べてみると、卵を別容器に移し替えるというのは一般的な事のようである。
当然だ。共食いをするのだから。
一体野生の状態では、彼らはどうやって子供時代を生き延びるのであろうか。


とにかく、卵移し替えの作業と同時に、ずっと気になっていた、水槽の水の入れ替え作業ができるのである。少しすっきりする。


この時私は生まれて初めて、メダカの卵を触り、 

その感触を味わったのだ。

2014年3月1日土曜日

メダカの卵 その2


さて、実際うちに帰ってしばらくたってから分かったことであるが、
家に飼われてきたのは
オスが二匹とメスが一匹であった。
いわゆる一姫二太郎状態である。


なぜそれが分かったのかと言うと、
卵を産んだからである。


三匹の内一番大きな奴が、腹に卵をたくさんくっつけて、
とぼけた顔をして泳いでいるのである。


ししゃもみたいに卵は腹の中に入っているわけではないのである。
体の外側、腹の下あたりに溢れんばかりに卵をくっつけているのであった。


もっとも、腹の中にも次に産まれる卵がビッシリと入っているのかも知れない。
そうすると、ししゃももあの卵を産んでお腹の周りにくっつけて泳いでいることもあるのだろうか?



メダカのオスとメスの見分け方。


実はわたしはうちのメダカが卵を生む前、オスなのかメスなのかが気になって仕方がなかった。
とは言っても仮に、三匹ともオス。または三匹ともメスだったとしても
もう一匹ペットショップに買いに行くことはなかったと思う。


それでもやはり、三匹揃って同じ性別であるということは
子供を産まないのが確定してしまうの
それはそれで結構寂しい物なのであった。


確率で考えると三匹揃ってオス。または三匹揃ってメスだということは
十分ありそうだった。
これが例えば100匹とかだったら、100匹全部オスでした。
ということはあまり無いような気がする。
しかし三匹である。
十分ありそうな話ではないか。


私はメダカの性別を調べる方法を、調べてみた。


わかったことは、腹の下のヒレの形がオスとメスで微妙に違うのである。
オスのヒレには1つ、小さな切れ込みがあるのである。


なるほど、と思った私は水槽の中を観察してみた。
ところが、
私は視力がいい方ではあるが、
まったくわからなかった。


今となっては、確実にオスだということがはっきりしているメダカがいるのである。
だがそのオスメダカのヒレを見ても切れ込もがあるのかどうかはわからない。
あると言われればあるようにも見えるし、ないと思えばないようにしか見えない。


性別がはっきりしたいま見てでさえそうなのであるから、
知り合ったばかりの頃、まだオスかメスかわからない状態で見ても
分かるわけなのである。


わからないなあ、と、ふとその中の一匹に目をやると
なんとそいつは卵を体にくっつけて

泳いでいたのであった。

メダカの卵 前編

メダカの卵


メダカの卵の話である。


魚の卵の話ばかりして、
一体どうしたんだ何の話なんだ
と、思った方が多いと思うが
そのとおりである。


いわゆる脱線。
話が横道に逸れてしまっただけである。


私が聞いて欲しかったのは、
メダカの卵の話である。


ウチのメダカは卵を産む。
それはもう、呆れるくらい卵を産むのである。




話は遡る。
初めてメダカと水槽その他を
買いに行った日のことである。


その日私は
私にメダカを飼うことを薦めてくれた知人から
水草も必ず買うようにと言われていた。


私は何も知らないからただ言われたとおりに
水草水草。と、思っていたに過ぎない。


親切な店員に(私は彼のことを親切な店員と呼ぶことにしている。)
そのことを言うと、
こっちの方がいいですよね
と、本物の水草ではなく、プラスチックの作り物の水草を出してきた。


言っておくがその時点では私は、水草に本物と作り物があることも知らなかった。
まあ、考えればそういうことだろうなあとは。思うのだが
普通の生活をしていると、なかなか水草のことを考える機会と言うものはないものである。


ただ、作り物よりは本物のほうがいいような気がした。
そう言うと彼は少し困ったような顔をしたのだ。


彼によると水草を育てるのはなかなかに難しいことなのだそうだ。


本物の水草を買うとなると、水草用のライトが必要になるんだそうである。
ライト?


「水草も植物なんで、成長するためには光が必要なんですよ。」


その光も、ただ当てればいいというものでもないらしく。
なかなか水草を育てるということだけでも
難しいらしいのである。


もちろん私は作り物の水草を選んだ。


これからメダカを育てることだけでも不安なのだ。
水草まで育てる自信はもちろんない。


ふと、そんな飾り的なものは別にいらないな。と思った。


「水草ってなんでいるんですか?」


すると親切な店員が言うには
「もしかして運が良かったら卵を産むかもしれませんしね」
「卵?」
「水草に卵を産み付けるんですよ。水草がないと卵は産みません」


絶対いるよ。水草。
でも、運が良かったらってどういう意味なんだろう?


「三匹の中に上手いことオスとメスが入っていたら」
ということだった。
私はその日三匹メダカを買ったのだが、
その三匹がオスなのかメスなのか
わからないらしかった。





2014年2月26日水曜日

魚の卵。その2

イクラ、数の子ときて、
その続きである。

子持ちししゃもが好きというよりも、
私が好きなのはやっぱり、
魚の卵、なのである。

なぜなら私は、
頭を食べない派だからである。

ちゃんとした人からは怒られる食べ方なんだろうなあ
と思いながら、いつも頭を残している。
ししゃもくらいは自分の好きなように食べたいのだ。

実を言うと、私が残しているのは
頭だけではない。

骨と皮も残している。

やってみれば分かることだが、
ししゃもの骨というのは残しやすい。

それこそマンガに出てくる魚のホネみたいに
キレイに頭ホネ尻尾という形で
残すことが出来る。

私が食べるのは卵と
背中についた、ほんの僅かな肉だけである。

ししゃもというのは、独身の男が
もっとも手軽に食べることが出来る焼き魚なのである。
コンビニに売っているのだ。

私などは、コンビニでししゃもの味を覚え、
ししゃもが食べたくて
魚焼き器のようなものをわざわざ買ったほどである。

もっともこの機械は魚焼き専用というわけではなく
あくまでも電気網焼き機である。
焼き肉でも厚揚げでも
なんだって焼くことが出来るのである。

早い話が酒飲み専用マシーンだ。
余談になるが、
ししゃもの背中の肉は結構好きだ。
密かな楽しみと言っていいと思う。


さて、辛子明太子である。
 
酒のツマミによし。
ご飯の友によし。
スパゲッティーに、なおよし。

これほどの食材が他にあるでしょうか。

ちなみに私は、お菓子というものを普段食べない。
食べたいとも思わない。
食べる習慣がないのである。

そんな私でも、辛子明太子味のお菓子なら
たまになら食べてもいいと思う。

実際、お菓子を食べない私が
時々は買って食べるのである。

そして美味しいのだ。

ふと目に止まって、
明太子味のスナック菓子を買う。
そうすると二三日はその味が忘れられず

悶々とした結果
4日目ぐらいに再びまた同じスナック菓子を
買ってしまうのである。

それほど私は、
辛子明太子の味の虜になっているのである。

私が博多の人間を
ほんのちょっと尊敬しているのは
辛子明太子のせいである。

それだけ好きな辛子明太子であるが、
皮は残す。

私が好きなのはあくまでも
魚の卵なのである。


2014年2月24日月曜日

魚のたまごについて。その1

魚の卵が好きである。


イクラ。
数の子。
子持ちししゃも。
辛子明太子。


どれも好物だ。
寿司屋に行っても私なんかは
イクラを食べる時には少し特別な気持ちになる。


あの一粒一粒が口の中で潰れていく感触がたまらない。
見た目も美しいと思う。


軍艦巻きという形は、
美しさの1つの究極ではないだろうか?
と、時々考えたりもする。


もちろんウニの軍艦巻も美しいのだが、イクラの美しさにはかなわない。
そしてあの姿は常に、のりやわさび、酢飯の匂いも伴っている。
寿司の匂いを思い浮かべずに、
イクラやウニの軍艦巻きを思い浮かべることは不可能なのだ。


もちろん、他にも美味しい軍艦巻きはたくさんある。
ツナマヨやねぎとろ達である。


マグロユッケというのもあって、これも美味しい。
トロトロの卵が乗っていて、たまらない。
この卵はマグロの卵ではなくて、大きさから想像すると
おそらくは、うずらの卵である。


うずらの卵の話が出たので、ついでに話しておく。
煮玉子軍艦のことである。


本来であるなら、ラーメンに乗っているものであるべき煮玉子を載せた
煮玉子軍艦という寿司が存在する。


こう言うと、私がまるで煮玉子軍艦の存在を否定するかのようであるが逆である。
はじめて口に入れた時の感動を今でも覚えている。


世の中にある寿司ネタの中で一番美味しいのは煮玉子である。
と、その瞬間私は確信した。


もちろん間違いである。


誰が何といっても、軍艦巻きの王は、イクラである。
もっとも、寿司全般の王ではないが。



イクラが軍艦巻きの王なら、
数の子は正月の王である。


もちろん、寿司のネタにも数の子はあるのだが、
そこは本来数の子のいるべき場所ではない。


あくまでも、寿司ネタとしてに数の子は、
ちょっと応援に来ました感が抜けていないのである。


そこへいくと、正月の数の子は間違いなく、
主役であり、王である。


雑煮、おせち料理、餅等、
正月には数の子に並ぶスター級の食材がたくさんある。


ではなぜ、それらのスター級の食材があるのにもかかわらず
それらを差し置いて数の子が王でいられるのか。


答えは値段が高いからである。


そして、数の子が王であることは間違いないのだけれど
世間でちやほやされるのは、
王とは限らないのである。

2014年1月15日水曜日

落とし物探しと窓掃除

めだかはどこにいるかというと、
いつも僕が座って仕事をしているデスクの上にいます。


ちょうどパソコンの隣に水槽があるので、
何をしている時もだいたいめだかたちが視界に入っています。


基本的に彼らはずっと泳いでるんですけど、
時々おかしな行動をします。


一番多いのが「落とし物探し」
これは地面に顔をつけて何かを探しているように見える行動です。
多分、お腹が空いて、落ちている餌を食べているんだと思います。
  

よく見かけるけど何をやっているのか分からないのが、
「窓掃除」です。


上から下までほとんど一直線に、口で水槽のガラスを拭いていくんです。
これは本当によくやってますね。


そしてこれが一体何をしているのかが分からないんです。


最初に思ったのが、ガラスに付いている何かを食べているんじゃないか?と言う事です。
どうしてそういう風に思ったかというと、
ペットショップでこんな話を聞いたからでした。


水槽を掃除する貝がいる。


僕が水槽の掃除の仕方を聞いたら、店員さんが教えてくれたんです。
「この貝を入れておいたら、汚れを食べてくれるんで掃除しなくていいんですよ。
この水槽なんか一回も掃除してないですね」


見るとガラスの面の半分は覆い隠そうかという量の大量の貝が水槽の内側にはりついていました。


もうその貝がガラスの汚れやん


と思ってその時はその貝を買わなかったんですけど、
ガラスには貝にとっての食べ物がついている。
と言う事ですよね。


そのガラス面の汚れを食べているんじゃないかと、最初は考えたわけです。
だから窓掃除。


でもその様子を見ていると、ストレスが溜まった時にやってるみたいなんですよね。
ストレス解消的な。


だから窓掃除をやってる現場を見てしまうとつい、
「大丈夫?」
と、思ってしまうんです。

2014年1月1日水曜日

わが家のメダカを紹介します。

うちのメダカを紹介します。


うちのメダカは現在、3世代に分かれています。


まず親世代。
オスとメス。一匹づついます。名前はまだ、ありません。
オスの方はけっこう攻撃的な性格をしていますね。
メスの方はいつもお腹に卵をくっつけています。


そして、子供世代。
10匹から12匹います。数えるたびに数が違うので、本当は何匹いるのかは分かりません。
今のところ、11匹説が一番有力です。


正直言って、一匹一匹見分けることも難しいです。全体的に子供軍団という感じで見ているんですけど、こいつらが本当にかわいいんです。


大きさは、親メダカの顔のより少し小さいくらいです。
いや、これでもよくここまで大きくなったなあ。という気がします。


多分子供たちから見ると、親メダカは恐竜かクジラぐらいの大きさに見えているんだと思います。
実際倍率で言うとそれぐらいの違いがありますね。


だから子供たちから見ると親メダカというのは、怖い存在だと思うんです。自分の何百倍もの大きさがあるんですから。
そんな怖い存在と同じ水槽の中にいて、結構マイペースで生活しているところが見ていてたまらないですね。かわいいです。


そして、3世代目。
の事は、また次回に書きたいと思います。